10月15日に、アジア若手栄養士の会(Asia Yong Dietitian Network ;AYDN)メンバーに、本学栄養学科の実験・実習室を見学していただきました。
AYDNでは、アジアの若手栄養士の交流会を開催しており、今年は10月14日より4日間にわたりメンバー9名(マレーシア、フィリピン、バングラデシュ、ベトナム、ブータン、他) が来青しました。本学を拠点に学内見学以外にも、栄養学科学生との交流や研修会の実施、小学校や給食センター、病院などの見学がプログラムされていました。
学内の見学では、体験型栄養教育システム「食育SAT」を紹介し、実験で使用している機器や学生制作の栄養教育媒体を見ていただきながら栄養学科のカリキュラムについて説明しました。メンバーの本国では、実験設備を整えることが難しいことから、実験の授業はほとんどなく、給食経営管理や栄養教育などを臨床現場での実習で学習することが多いとのことで、機器や「SATシステム」などについてたくさんのご質問をいただきました。AYDNの皆さまの、知識を吸収しようとする真摯で意欲的な姿勢は、管理栄養士の養成に携わる一員として大きな刺激となりました。
今後も、アジアの若手栄養士や学生さんたちと国際連携、交流を深め、アジアの管理栄養士・栄養士養成の質の向上に貢献していきたいと思いました。
(栄養学科 国際連携委員 葛西)

